twitterもといXを見るのを辞めた。

というのも、気の滅入るニュースがいっぱい流れてきたり、心無い人間の心無い言葉が目に入ったり、良いことがないから。大量の情報を浴びるように得るのはとても好きなので気づけばもう10年以上やってきたけども、Twitterは、というかインターネットは年々治安が悪くなっている気がする。

 

あとオタク仲間のなかにも、やっぱり気があう・合わないがあって。

気が合う人ばかりと仲良くできたらいいし、所詮は趣味なのでそれが一番なのだけど、規模の小さい界隈だとそうも言ってられないところもある。というのも、オタクはピンチに直面した時、横のつながりでなんとかなってしまうことも多いので。

なので仲間というか味方は多いほうがいい。のだけど。

どうしても周りと比べてしまう自分もいる。「これに関しては自分が一番だ!」と勝手に自負してしまって、でも実際そうじゃなかったときに、何も手につかなくなるくらい気が滅入ってしまう。周りが悪いわけではなく、勝手に、自滅している。

そんなことを繰り返しているうちに、もう見るのはやめよう、と思ったのだった。

 

そもそも自分の生活がある。子供がいて、夫がいて、生きていかなきゃいけない。趣味のひとつに振り回されて生活がおろそかになるのはよくない。

オタクのしすぎて毎週末家にいなかったこともザラにあったが、そういうのも一切やめた。週末は家族で過ごすとか、家のことをやるようになった。生活が上手くいくようになって、快適になった。

アイドルを応援する、ひいては他人を応援する、ということは、まず自分の生活がちゃんとしてからやるべきだと思う。例えば自分が今独身でフリーでなにもしがらみない人間であったらオタクが生活になってしまっても構わないと思うけど、そうじゃない。自分一人の生活・人生ではないので。

また、アイドルはボランティアで活動しているのではなく、アイドルの生活をやるために一生懸命活動しているだけなので、「もうそこまで好きではないけど、応援しなきゃ」「支えなきゃ」という義務感でオタクする必要もない。オタク一人が辞めたところでそのアイドルは死ぬわけじゃない。

 

でも、はたと思ったが、これはただ逃げているだけであって、別に根本的な解決ではない。

別にこの悩みは、最近生まれたものではない。小さいころから形を変え、姿を変え、状況を変え、ずっと自分の中にあったものだ。

 

誰かを妬む。

自分が一番になりたいと思う。

どうして一番になりたいのか?

褒められたいからか?

自分が透明人間で、誰にも気にしてもらえず、忘れ去られるのが怖いからか?

アイドル側から嫌われてると思っていて、でも一番になれば、そうじゃないと思えるからか?

 

まだちゃんとした理由は分からない。何がそうさせるのか、自分の根っこの奥深く、見えない地中の真っ暗な土の中には、いったい何が埋まっているのか。

きっとそれがわかったら、自分はtwitterに戻るだろう

とは思っているが、それがいつなのかも、まだ分からない。